「シンポジウムの発表を終えて」

こんにちは。利用者のPANです。

私は、去る312日に国立市公民館で開催されたシンポジウム「『社会で働く』を考える」にて、ポートビズ利用者としての体験談の発表を行いました。

 

このシンポジウムは、国立市内の3つの就労移行支援事業所の紹介をすることになっていて、ポートビズからも湯田所長が講壇されました。

その際、私に利用者のひとりとしての体験談をして欲しい、というお話しがありましたので、私では力不足かとは思いましたが、ポートビズのことを皆さんにもっと知ってもらえる良い機会だと思い、思い切って引き受けることにしました。

 

あがり症の私は、当日の朝からとても緊張していたのを覚えています。

少し早めに会場に着くように出発し、いろいろな状況を想像(会場は広いのかなあ?緊張で頭が真っ白になったらどうしよう?想定外の質問が来たら困るなあ・・・etc.)しながら歩いていると、すぐに公民館に到着しました。

 

会場は、想像と違いアットホームな雰囲気で、私の好きな環境でしたので、少しほっとしました。

ただ、ポートビズの発表は3番手(トリ)だったので、待っている間、やはり徐々に緊張が高まってきました。

 

それでも、他の事業所の方のご説明がとても興味深く、ポートビズとはまた違った特色のある様子に、思わず聴き入っていました。

特に、他の事業所の利用者さんの発表を聴いていると、共感できるところや、尊敬できるところがとても多く見受けられ、「私も頑張ろう!」と改めて思うことができました。

 

そしていよいよ、私たちポートビズの発表の番になりました。

お恥ずかしい話ですが、正直、私は緊張のあまり、発表内容がほとんど記憶に残っていません。

ただただ必死に話したような感覚だけは覚えています。

終わった後に拍手をいただき、とても嬉しかったことも覚えています。

 

今回の、大勢の前で自分の思いや考えを含めて発表する、という貴重な経験は、とても私の為になったと思います。

就職してからも、会議などで自分の考えを話す機会があるかと思いますが、「あの時、あの人数の前で話せたのだから・・・」と、自信につながると思います。

 

シンポジウムに参加された方の中で、ひとりでもポートビズに関心を持ってもらえた方がいたら、とても嬉しく思います。