就労移行支援事業の5つの機能  ⑤就職後の長期継続支援(フォローアップ)

就労移行支援では、原則として就職後6ヶ月間のフォローアップ(定着支援)が求められています。『障害者の就業状況等に関する調査研究』(2017年)では、地域の就労移行支援事業所と連携のある方は、ない方よりも、1年後の定着率が高くなっています。

ポートビズでは、就職した方一人ひとりに対して、就職後も、その方に合わせた支援をしています。ポートビズから就職された方は、就職前から「障害特性や課題として取り組んでいること、その上でもなお必要な配慮等」について、企業に理解していただいています。しかしながら、就職後、ご本人にとっては、大きく変わる環境への適応の問題があり、職場の方々への障害特性理解=コミュニケーション、ご本人のキャパシティを見ながらの業務指示等、企業にとっても、難しい問題が出てくるケースもあります。
そのような場合は、ポートビズの担当職員が、ご本人(ご家庭)、企業と連絡を取り合い、ご本人の支援や企業担当者のサポート等を行います。

なお、就労後7か月目からは、定着支援事業所ポートビズとして、長く働き続けることができるよう定着支援を行っています(最長3年間)。

 

5回にわたり、就労移行支援事業の役割を果たすための、基本的な5つの機能を紹介してきました。いかがでしたでしょうか。

私どもの事業所名ポートビズの由来は、「ポート(port)」 港 +「ビズ(biz)」仕事。
「ポート」は“拠所”の意味合いも持っています。
長い人生を訓練生が船で航海していく出発の場所、航海の途中で立ち寄っていただく場所でありたいと思い、立ち上げました。

ポートビズにご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ見学にいらしてください。ご連絡お待ちしております。
また、ご質問等ございましたら、お問い合わせフォームにご記入の上、送信してください。