私のこと
東京自立支援センターで働き始めて、3年が終わろうとしています
職員は皆さん、日々、支援に体当たり状態
A型の利用者の働きぶりがそうさせるのでしょうか
書籍や理論など頭から入るのではなく、一人一人の方を見て支援するように、が法人の方針です
職員と書籍や理論の共有はしてきませんでしたが・・・
今回は自分のことを振り返ってみました
自閉症の方との接し方
ベースとなる基本の理論
以下のことを自然に考えて、利用者の皆さんと接しています
おこがましい表現となりますが、体得したと言っていいほどかと
・肯定の表現で伝えること
・抽象的な表現は避けて、具体的に
・構造化 スケジュールを見えるように
・構造化 物の置き方
利用者さんの中には難しい方もいます
支援方法が合っていないのか、自分の支援力が不足していると思うことはありますが、「(利用者さんが)どうしてできないのか」と思うことはありません
利用者さんに原因があるのではなく、自分に原因があると思うことができるのは、自分が学習してきた成果なのではと自負しています
もう20年前くらいのことになります
必死で自閉症のことを学びました
混乱するからインターネットの情報は見ないようにと医師にアドバイスを受けました
そして、一冊の書籍を推薦してもらいました
佐々木正美先生の自閉症療育ハンドブック
真っ黄色の表紙を、藁にもすがる思いで手に取ったことを今でも鮮烈に覚えています
当時、私は1人で戦っていた記憶があります
とにかく毎日必死でした
その後は、内山登紀夫先生や吉田友子先生の本
自分の考えがぶれないように、佐々木正美先生の考え方を軸としている書籍を片っ端から読みました
療育の基礎となる理論ですと
TEACCH 応用行動分析 認知行動療法 太田ステージ
書籍を読む上で必要になる理論を学びました
今、読み返すことは、ほぼないのですが…
復習は必要ですね
「常に資質向上に向けて絶えざる自己研鑚に努めなければならない」
です!
追記 ―留意点―
療育方法は様々なものがありますが、医療(療育機関)・支援機関(学校)・ご家族が連絡を取り合い、同じ方向で進めていくことが必要かと思います。