こんにちは!利用者のPANです。
『「スティールパン」という楽器を、知っていますか?』
の後編です。
前編では、
「スティールパンの歴史(始まり)」について、ご紹介いたしました。
後編では、「楽器の構造」についてご紹介します。
☆☆☆「スティールパン」の構造☆☆☆
スティールパンは、太鼓のような打楽器ですが、
鍵盤楽器のように「音階(ドレミファソラシド)」があります。
ただし、音階はピアノのように、並んでいるわけではありません。
ですので、どこにどの音階があるのかを、まずは把握することからスタートです。
「マレット」と呼ばれる、2本の小さなバチで、叩いて音を出します。
スティールパンは、ひとつの音を長く伸ばしたり、短く止めたりする、
音の長さのコントロールが難しい楽器です。
(叩く強さにより、音量のコントロールは可能です。)
長く伸ばす方法として、「トレモロ(ロール)」があります。
ひとつの音を、両手で交互に素早く叩く(ドコドコドコ・・・)ことで、
連続音とするのです。
叩けば、とりあえず「音は鳴る」のですが、
正しい弾き方のコツとしては、「叩く」というより「はじく」。
優しく弾かせるイメージを意識することが大切です。
私も聞いた話ですが、
日本のスティールパン奏者は「まだ1000人にも満たない」と言われています。
まだまだマイナーな楽器ではありますが、その独特の音色に惹かれてか、
最近人気が急上昇しているとのことです。
「めずらしい楽器を弾いてみたいな~」と思っている方!
ぜひ、スティールパンに挑戦してみませんか?