こんにちは、職員のくろねこです。
本日の訓練は問題解決技能トレーニングを行いました。
この訓練では、自身が抱えている問題や不安に思っていることなどについて分析を行い、それを踏まえ解決策案を考えていくというものです。
解決策案を考えていく際はグループワークで意見を出し合って頂くのですが、多様な方法を知ることができ、その結果、より良い問題解決方法を導きだすことが可能です。
普段は利用者の方に自身の抱えている問題を挙げて頂き、それについて問題解決を図るのですが、今回はこちらから事例を提示し、それについてどう解決していけばよいか、自分だったらどうするかを踏まえて考えて頂きました。
今回は「上司からの指示を理解できていないまま引き受けてしまう」という事例について話し合いました。
上司に頼まれると、反射的に「はい」「かしこまりました」と答えてしまうことはありませんか?
こういった問題は誰にでも起こりうると思います。
まずは、事例として挙げた問題が発生する心理や行動、原因などの分析を行い、自分たちにも起こりうる問題だという事を知って頂きました。
その後、今後起こりうるリスク回避のためにも自身に置き換えより良い解決方法を考えていきました。
グループワークですので、今回も多様な解決策案が出てきました。
利用者からも『自分に役立つ案が聞けたので、活かしていこうと思います』『今回の問題は、自分に当てはまるのでタメになる内容でした。他の方との意見を聞けて活かせる案も多く使っていきます!』といった感想を頂きました。
このように、自身の考えだけでは解決策が導きせなくて困ってしまうことも、他の方の多様な意見を聞けるため解決に繋がりやすくなります。
今回は事例を挙げる形式でしたが、普段のトレーニングではなかなか自身の問題を発表することに抵抗がある方もいます。そういう場合は個別に週一面談で職員に相談し解決策を見つけていく方法もあるのです。
ポートビズでは、利用者個人個人に合った方法で問題解決をお手伝いします。
見学やご相談など、いつでも受け付けておりますのでお気軽にこちらまでご連絡ください。