メラビアンの法則 「第一印象」とは

先日、ポートビズでは、講師をお招きし働くための心構えについて講義を受けました。メラビアンの法則の紹介があり、「第一印象」の大切さを学びました。

「最初に示された特性が印象に残りやすく、後の評価に大きな影響を与える」
(初頭効果:1946年ポーランド出身の心理学者ソロモン・アッシュにより証明)
第一印象はとても強く残る! 第一印象で悪印象を与えてしまうと、その人との関係性構築は難しくなるということ。

そして、1971年に米国の心理学者アルバート・メラビアンが行った研究の結果と言われているメラビアンの法則

メラビアンの法則
・「第一印象は出会って数秒で決まる」
・判断のため優先する要素は「視覚が55%、聴覚が38%、言語が7%」
の割合から「7-38-55のルール」とも言われる。「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれています。

この法則に関しては、諸説ありますが・・・
(参考:http://www2u.biglobe.ne.jp/~hiraki/d74.htm)
相手との関係性に大きな影響を与えるのであれば、やはり第一印象では好印象を与えたいですね。

相手への気遣いがポイントです!
ですが、気遣いと言われても難しいですよね。
相手に不快な思いをさせないように、以下3つの点を意識してみましょう。

1.見た目や態度などの視覚的な部分を意識する
相手に不快な思いをさせないように。
場にあった清潔感のある身だしなみをする(髪形・服装・爪・化粧等)。
姿勢を正しく、笑顔で接する。

2.話し方等の聴覚的情報を意識する
声のトーン等の話し方に注意。
相手を気遣って、伝わりやすく聞き取りやすいトーンで話す。

3.話の内容に注意する
見た目や話し方で好意的な印象を与えても、話す内容が場にそぐわなければ、印象が変わってしまうことが十分にある。
話しているときは内容がきちんと伝わっているかということや、独りよがりになって自分1人で話していないか等に注意。

障害者雇用では、お互いに理解し合える関係性が重要だと思っています。第一印象は入り口ですよね。日頃から上記3つのことを意識し、第一印象を良いものにしたいですね。