皆さま、こんにちは。
いつもポートビズのブログをお読みいただき、ありがとうございます!
先日11月11日のブログ「就労移行支援事業の5つの機能 ⑤就職後の長期継続支援(フォローアップ)」で、フォローアップの大切さが書かれていましたが、今回は私が担当している方について、お話ししたいと思います。
この方は、10月1日に就職され、現在の雇用契約は試用期間中となっています。そして、契約更新の時期が近づいてきました。
ポートビズでは、フォローアップの期間中に、実際に仕事しているところを見に行ったり、ご本人や企業の担当者から業務報告をいただいたりしています。この方のお仕事では、勤務時間のパターンがいくつかあります。試用期間では、仕事を覚えていただくのもありますが、勤務形態に慣れていただくというのも大きなポイントとなっています。
さて、ここしばらくの様子をご本人に聞くと、現場担当者から急なシフト変更の相談が何度かありましたが、受けていますとのことです。生活リズムや体調面などをいろいろお聞きしていくと、シフト変更が少し厳しいと感じていても「契約延長に影響があったらいやだから」、という背景があることがわかりました。
また、就職後初めての通院に同行しました。そこで医師からいろいろ聞かれる中でも、やはり契約延長を気にされていることをお話しされました。
もちろん、せっかくつかんだ就職ですので、長く続けたい、早く周りの人と同じように仕事ができるようになりたいと思われるのは当然です。しかし、企業が設けている「試用期間」には、「本契約につなげるために」というきちんとした意味がありますし、その期間をうまく活用することも大切になります。
ただ、そうはいっても、ご本人は無理をするのも事実です。
だからこそ、私たち支援員の就職後のフォローアップも大切なのです。次回の企業とのフォローアップ面談に向けて、ご本人と企業の間に入って、長く働き続けるための支援を一緒にしていきたいと思います。
皆さん、ポートビズにぜひ見学に来ませんか。お気軽にフォームよりご連絡ください。お待ちしています!