ワークサンプルの職員研修

皆さま、こんにちは。

いつもポートビズのブログをお読みいただき、ありがとうございます!

先週、幕張版ワークサンプル(MWS=ムースと読みます)の支援員向け研修に参加してきました。内容は、MWSがどのような目的・意図で作られているか、また、活用事例や評価結果からのアセスメントへの活かし方など、実践に即したものでした。

MWSは、ポートビズでもとてもよく活用しています。大きく分けると、事務作業、OA作業、実務作業の3つがあり、それぞれ下記のようなメニューがあります。

■事務作業:数値チェック、物品請求書作成、作業日報作成

OA作業:数値入力、文書入力、コピー&ペースト、ファイル整理、検索修正

■実務作業:ピッキング、重さ計量

今回の研修では、日ごろ使い慣れているMWSですが、さらに実際に会社で仕事をしている場合に近づけた活用方法を学ぶことができました。こんな使い方もできるんだ、という目からウロコ! 的なこともありました。

また、評価結果のサンプルから、結果の読み取り方、アセスメントの仕方など、改めて学ぶことも多かったです。グループワークでは、一緒に参加していた方々の活用方法をお聞きしたり、講師の方に、普段、疑問に思っていることや活用方法で悩んでいることなどを相談して解決できたのも、とても大きな成果でした。

MWSは、仕事の得手不得手の自己理解ができたり、訓練を重ねて苦手なことをできるようになっていったり、とっても良い教材です。体験利用の方や、入所したての方には、簡易版を行っていただき、各作業のアセスメントの全体感をつかみます。そして、訓練に入ると、この中でもステップがあり、評価期から訓練期へ、また内容もだんだん難しくなっていきます。さらに、ポートビズでは、単に作業に取り掛かっていただくだけでなく、報連相を取り入れたり、継続的な仕事の遂行力や集中・過集中なども見ていきます。

今回の研修で学んだことを職員で共有し、ポートビズの利用者様にとってより利用価値の高いものとなるよう、取り組んでいきたいと思います。

皆さん、ポートビズにぜひ見学に来ませんか。お気軽にフォームよりご連絡ください。お待ちしています!