トライアル雇用

こんにちは、職員のハニワです。

春の気配と、花粉の気配がだんだん近づいてきていますが…。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?

先日、トライアル雇用を受けている方の様子を見に行きました。

キビキビと仕事をしていて、作業着がとても似合っていました!

その方は、ポートビズではいつも元気で大きな挨拶をしてくれていました。
ハキハキとした挨拶をして頂けるので、支援員はいつも元気を頂いています。
きっと、勤務先でも元気よく挨拶していると思います!

ちなみに、トライアル雇用とは…。

ハローワークの特定求職者を短期間(3か月以内~精神障害者は最大12ヶ月まで)試行的に雇用し、その間で企業と労働者が相互に適性を判断し、両者が合意すれば本採用する制度のことです。

短期間雇用の間で業務遂行にあたっての適性や能力など見極めることが出来るため、その後の常用雇用への移行や雇用のきっかけとなる可能性が高いとされています。
求職者にとっては働いてみないと分からない職場の雰囲気や細かい仕事内容が分かるので働くイメージがつきやすいかもしれませんね。

皆さんは入社後に「こんなはずじゃなかった!」と思ったことはありましたか?

エドガー・シャインというアメリカの心理学者は「リアリティ・ショック」という概念の言葉を提唱しました。

「リアリティ・ショック」とは「ある組織に参入する前に確立された個人の期待と、その組織の成員になった後の個人の知覚との不一致。」とされてます。

つまり、「理想と現実の違いに衝撃を受けること。」です。
トライアル雇用を利用すれば、入社した後に「こんなはずじゃなかった!」という気持ちをなるべく感じずに済むかもしれませんね。

参考:「キャリアコンサルタント その理論と実務」一般社団法人日本産業カウンセラー協会

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